くろしろちゃとら

お姉さん犬と弟猫たちの日々、そして趣味の雑学ブログ

どのメーカーがお好き?大手タイヤメーカーのイメージ〜BDY編

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(画像引用:Pixabay)

どうもみなさんお疲れ様です。

いびきがうるさ過ぎるので、酔いが覚めるまで就寝禁止令を発令されているゴーシです。

なので残業した日は休肝日確定です。健康的だね!

 

 

さて今回は、またタイヤの話題です。

世界には様々なタイヤ、そしてタイヤメーカーが存在しますが、タイヤの購入を考えた際、なんとなくでも知っているメーカーのタイヤを選んだ方が安心感がある、と言う人は多いと思います。

 

有名どころで言えば『ブリヂストン』『ミシュラン』『ダンロップ』などなど…車やタイヤに興味がない人でも、聞いたことがある、というメーカーは意外とあるのではないでしょうか。

 

しかし、いざ実際に買おうとした時。どのメーカーなら自分のイメージに近いのか?いやそもそも違いがあるのか?

…と分からなくなってしまい、結局値段で選んでしまう、と言うこともあるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、少しでも参考になればと思い、元タイヤ販売員としての経験をもとに

『このメーカーのタイヤはこんなイメージ!』

って話をしていきたいと思います。完全に主観なので、その辺はご了承を。

 

では行こう!

国内3大タイヤメーカーの特徴とイメージ

(画像引用:Pixabay)

では早速本題です。

…と言っても、全メーカーの細かいタイヤの違いを話していても終わりが見えないので、普段から聞いたことのあるであろう国内の3つのメーカー

ブリヂストン』

『ダンロップ』

『ヨコハマタイヤ

に絞って、大まかな特徴とイメージを書いていこうと思います。その他のメーカーはまた次回!

 

ブリヂストン

(画像引用:ブリヂストン公式サイト

ブリジストンではありません。ブリストンです。

言わずも知れた、日本が誇る世界最大手のタイヤメーカーで、タイヤに限らず自転車やゴルフ、工業用のベルトやホースなど、ゴムに関わる分野には大抵進出しています。

ちなみに2022年のタイヤ市場でのシェアは世界で2位。一時期はミシュランを抜いて世界一のシェアを保っていたこともあります。

(参考:ブリヂストンデータ | 株式会社ブリヂストン

 

企業理念は「最高の品質で社会に貢献」という硬派なものであり、快適性(音の静かさや乗り心地)重視のコンフォートタイヤからスポーツタイヤ、ミニバン、軽自動車向け等、どのタイヤでもトータルバランスに優れたタイヤを製造しています。

 

何か一つの性能だけを追求するのではなく、総合的な性能を高めることを重視するタイヤ作りが特徴。

 

また、『新車装着時のタイヤを基準にタイヤを選ぶ』という一つの基準を大々的に提唱しており、クルマの性能をしっかりと発揮する事で安全に繋げたいという思いを持っているメーカーです。

 

個人的には、尖った性能のタイヤはなく、どのタイヤでも優等生なイメージ。どのタイヤを選んでも、「失敗した!」と感じることは非常に少ないと思います。

 

欠点としては、他のメーカーと比べて値段が高めな事と、優等生であるが故に一芸に秀でたタイヤと比べると、若干引けを取ることがある、ということです。

 

ダンロップ

(画像引用:ダンロップ公式サイト

元々はイギリス発祥のブランドで、日本含めアジアでは住友ゴム工業が販売しているタイヤブランドです。(ちなみにアメリカではグッドイヤーが販売しています。)

ブリヂストンと同じく、ゴルフ用品や靴など多くのゴム製品を手掛けていますので、そちらで見かけた方も多いかも知れません。

 

そんなダンロップ、実は世界で初めて空気入りのタイヤを開発した由緒あるメーカーなのです。

また、タイヤの内部に特殊な吸音スポンジを備えてタイヤ内の共鳴音を抑えたル・マンシリーズ、世界で初めて石油などの化石資源を全く使わない、原材料のすべてが天然資源で作られたエナセーブ100(現在は販売終了)など、革新的なタイヤを多く開発しています。

 

さて、そんな歴史あるダンロップのタイヤの特徴は・・・

『減りにくく長持ちするタイヤ』

です。特にタイヤの偏摩耗(タイヤの片側だけ極端に減ってしまう事)の抑止に力を入れており、タイヤの減りを極力均等にすることによって寿命を伸ばし、少しでも廃棄されるタイヤを減らすことで環境問題の解決に貢献しています。

 

欠点としては、「減りにくいタイヤ」であるという事は、どうしても少し硬めのゴム質になってしまうので、あまり車に乗らない人にとってはヒビ割れが早く進んでしまい、結果的に売りである「耐摩耗性」が活かせないという事があります。

 

ヨコハマタイヤ

(画像引用:ヨコハマタイヤ公式サイト

国内ではブリヂストン、ダンロップに次いで第3位のタイヤメーカーであるヨコハマタイヤ。(世界シェアでは第8位)

 

特徴としては、しなやかでよく転がる、一昔前でいう『エコタイヤ』をいち早く導入し業界をリードしてきた低燃費性能。そして事故の起きやすい雨の日に着目し、慣れた路面でも安心して止まることのできる高いウェットグリップ性能が強みのメーカーです。

 

ヨコハマタイヤは総合性能重視のブリヂストンと比べると、明確な特徴を持ったタイヤが多いです。

 

例えば、低燃費性能を売りにしたブルーアースAE-01Fというタイヤでは燃費性能AAAという最高評価を獲得。

雨の日の性能重視のブルーアースGTではウェット性能aとこちらも最高評価をゲット。

また音の静かさを重視するコンフォートタイヤであるdB(デシベル)シリーズでは、ブリヂストンのレグノという高級タイヤを凌ぐ静かさを実現しています。

 

また全体的にしなやかで柔らかな乗り心地のタイヤが多く、そのお陰か他のメーカーと比べてヒビ割れも進行しにくい印象があります。

 

欠点としては、走行距離が多い人だと他メーカーと比べると若干減りが早い印象があること、そしてタイヤの性格がハッキリしている分、バランス力重視の場合は他のメーカーに譲ってしまう、という事が挙げられます。

 

 

まとめ

(画像引用:Pixabay)

今回の各メーカーのざっくりした特徴をまとめると、

  • ブリヂストン…総合的なバランスの取れたタイヤ
  • ダンロップ…減りに強い長持ちタイヤ
  • ヨコハマ…燃費や雨など用途別に特化したタイヤ

となります。(あくまで僕の主観的なイメージ)

 

その為、タイヤを選ぶ際のヒントとしては、

  • 特に性能にこだわりはないが、安心できるタイヤを選びたい人…ブリヂストン

 

  • 走行距離が多く、タイヤがすぐ減ってしまう人…ダンロップ

 

  • 燃費を良くしたい、または雨の日に滑るのが不安、など明確な目的がある人、または柔らかな乗り心地のタイヤが好きな人…ヨコハマタイヤ

 

こんな感じで捉えてもらえれば、おおよそタイヤ選びで大きく失敗する事は無いと思います。

 

もちろん、どのメーカーも一流ですので性能の差というのは少ないですし、減りにくい、ヒビ割れやすいなんてのは乗り方次第でどうとでも変わります。

それに、それぞれのメーカー内でもスポーツタイヤ、ミニバンタイヤ、高級タイヤなどの様々な種類のタイヤが発売されていますので、あくまで大まかなイメージとして捉えてもらえればいいと思います。

 

今回の記事が少しでも皆様のタイヤ選びの参考になれば幸いです。

 

…今回紹介してないミシュランやトーヨータイヤ、グッドイヤーなどはまた次回にでも!

 

ではまた‼︎