(画像引用:Pixabay)
どうもみなさんお疲れ様です。
一流のパシり屋のゴーシです。あ、主に妻とシェリーのパシリです。
(ちなみにニャンコからは下僕扱いです)
今回は、久々にタイヤについて。
先日、近所のガソリンスタンドで妻の車のタイヤ交換をしました。
その際の明細書には、タイヤ代の他に「タイヤ交換工賃 〇〇円」との記載。
このように「タイヤ交換工賃」とか「交換費用」としか記載されていないタイヤ屋さんは多いのではないでしょうか。
しかし実際、タイヤの交換費用って、一体何が入ってるんでしょう。本当にはめ替えるだけなのでしょうか?考えてみると、意外とよく分からないですよね。
そこで今回は、タイヤ交換の際に必要な工賃とは?をテーマに解説していこうと思います。
では行こう!
タイヤ交換する際の必須作業とは?
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ではまず、タイヤ交換をする際に必須となる作業について解説していきます。
1.タイヤの組み換え
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まず必要になるのは「タイヤの組み換え作業」です。タイヤだけを買ったとしても、それだけでは車に取り付けできませんよね。
たまにタイヤとホイールがごっちゃになっている方がいらっしゃるので、念の為簡単に説明しておくと、タイヤというのは黒いゴムの部分。
ホイールは丸いタイヤの穴にはまっている、アルミとか鉄製の部分です。(車にボルトやナットで留めてある部分)
(画像引用:Pixabay)
タイヤの組み換え作業とは、ホイールから古いタイヤを引っ剥がし、新しいタイヤをホイールに組み込み直すことを言います。
一般的に「タイヤの交換」と言うと、この組み換え作業のイメージだと思います。
ちなみに、そもそも車からタイヤホイールを取り外す作業、また組み換えたタイヤホイールを車に取り付ける作業は本来別の話なのですが、大抵のタイヤ屋さんはサービスでやってくれますので、気にする必要はないと思います。
2.ホイールバランス調整
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次に必須となる作業は、ホイールバランスの調整です。
これがどういう作業かと言うと…その名の通り、タイヤとホイールとの重量バランスを調整するんですね。
タイヤもホイールも一見ただの円型に見えますが、それぞれ個々に最も重いポイント、重心は違っています。
そのタイヤとホイールの重心位置の違いを、ホイールにウェイトと呼ばれるおもりをつけることによって調整するのが、このホイールバランス調整作業です。
まぁ、ぶっちゃけタイヤとホイールを組んでさえあれば、バランスを調整しなくても走行はできるんですけど…
ただタイヤもホイールも重量物。しかも高速回転するパーツであり、車の動きに直結する部分ですので、調整していないとハンドルがめっちゃブレます。さらに車もめっちゃ揺れます。
その為、安全に運転するためにはほぼ必須な作業となっています。
多くのカー用品店やタイヤ屋さんでは、「タイヤ交換工賃」と言うと、上記2点をまとめて表記されていることが多いです。(たまにバランスは別表記の事もあるけれど)
必須ではないけれどほぼ必要な費用
続いて、全ての人に必要!と言うわけではありませんが、大抵の人は必要になるであろうタイヤ交換に関わる費用について解説します。
タイヤ処分料(廃タイヤ処理料)
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古いタイヤをどうするか。普通は処分すると思います。
しかしタイヤは廃棄物処理法の対象になっているため、個人で気軽に処分する事ができません。
その為、タイヤ販売店に依頼して処分するのが一般的。その際に必要なのがこのタイヤ処理料です。
ただし、外したタイヤを持ち帰る場合は当然この費用はかかりません。
例えば、まだ使えるタイヤを組み換えた場合。もっと具体的に言えば、スタッドレスタイヤと夏タイヤを交互に入れ替えている場合(推奨はしませんが)は当然持ち帰る事になるでしょうし、新車で納車されたタイヤが気に入らなくて
変える、と言う人も中にはいます。
そういった方は持ち帰って中古タイヤ屋さんに売りに行ったりする事もあると思います。
エアーバルブ交換
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続いてはエアーバルブの交換費用です。
エアーバルブとは何ぞや?と言う方もいらっしゃると思います。
簡単に説明すると、エアーバルブとはホイールに付いている、ぴょこっと飛び出ているタイヤに空気を入れる口の部分です。
エアー(空気)のバルブ(弁)ですね。
こちらはホイールが純正品、いわゆる買った時のままの場合はほぼ必要になります。
タイヤと同じくゴム製品なので、年数が経つと固くなってヒビ割れてきてしまいます。
すると、そのヒビ割れた部分から空気が漏れてしまい、結果的にパンクを誘発してしまいます。
いくらタイヤが新品でも、エアバルブから空気が漏れてしまっていてはすぐに潰れてしまい、使い物にならなくなってしまうので、タイヤ交換時にはバルブも一緒に交換するのがテッパンです。
ただし、市販のアルミホイールや一部の純正ホイールは、このエアバルブ自体が鉄やアルミで作られている事もあるので、そういった場合には必要ありません。
ただし、ゴム製でなくても、あまりに古くてボロボロの場合には、交換が必要なこともあります…(ちなみに上の写真はおそらく鉄バルブ)
必須ではなくとも必要性の高い費用としては上記2点が挙げられます。個々人の状況・状態によって変わってくる感じですね。
まとめ
今回は、タイヤの交換に必要な工賃って何があるのか?をテーマにお話ししました。
まとめると、タイヤ交換で必要な基本の費用としては、
・タイヤの組み換え作業費
・ホイールバランス調整費
・廃タイヤ処分費
・エアーバルブ交換費
の4点となります。先述した通り、一般的に「タイヤ交換工賃」と書いてある場合は上の2つ(組み換え作業費とバランス調整費)がまとめられている事が多いですが、中には廃タイヤやエアーバルブなども含めている場合もあります。
経験上、大手のカー用品ではそれぞれ個別で記載されている事がほとんどだと思います。もし分かりにくい場合は、そのお店の「タイヤ交換工賃」の中に上記のどこまでが入っているのかを確認した方が良いかと思います。
(聞けばすぐ教えてくれるはずです)
金額の目安
最後に、タイヤ交換工賃の金額の目安を書いておきます。(あくまで目安です)
・タイヤの組み換え作業費
軽自動車やミニバン、SUVなど様々な大きさのタイヤがある為、サイズによって変わる事が多いですし、お店によってもまちまち。
目安としては、
軽自動車〜コンパクトカークラス
1本 1,500円前後〜2,000円弱程度
ミニバンやSUVなど大型サイズ
1本 2,000円前後〜2,500円前後
上記のようになります。ただ最近は軽自動車やコンパクトカーでも大きいタイヤを履いている事が多いのに加え、工賃も年々上がってきているので、あくまで目安としてください。
・ホイールバランス調整費
お店で店頭のタイヤを選んで購入した場合は、上記の組み換え料金に含んでもらえることの多いバランス調整費。しかし、ネットで買ったタイヤだったり、持ち込みでのタイヤ交換を依頼した場合には費用が発生する場合がほとんどです。
こちらもサイズによって異なる事が多いですが、目安としては…
1本 1,000円前後〜2,000円弱
このくらいが相場だと思います。
・廃タイヤ処分費
こちらはタイヤサイズにより値段差があったりしますが、目安としては、
1本 350〜500円程度
です。サイズによって値段を変える事もあるようです。また産廃処理業者の値上げを受けて、店頭の処分料が上がる事もあります。
・エアーバルブ交換費
エアーバルブは、どの店舗でもほとんど差はありません。目安は、
1本 300円弱〜500円程度
500円前後のエアバルブの場合は、普通のゴム製のバルブの上にメッキのカバーのついた、「スリーブ付きバルブ」で交換される事が多いです。(紫外線や雨水による傷み防止の為のカバー…のはず。効果は不明)
どれも店舗・タイヤサイズ・持ち込みかその場で購入か、等の条件の違いにより値段が変わってくると思いますが、おおむねこんな感じに収まると思います。
この記事を読んでくださった方、タイヤ交換を考えている方に少しでも助けになればと思います。
また機会があれば、タイヤ交換の際におススメされがちなオプションについても書いてみようかと思います。
ではまた‼︎
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