くろしろちゃとら

お姉さん犬と弟猫たちの日々、そして趣味の雑学ブログ

真冬に裸足で大丈夫?ワンコの肉球の秘密!

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どうもみなさんお疲れ様です。

最近ずっと、なぜ「少年アニメの半袖短パンの主人公達は、真冬のシーンでも申し訳程度のマフラーしかしていないのか」を考え続けているゴーシです。(メダロットとかね。)

…あ、僕もいまだにシェリーのお散歩の時サンダルだわ。

 

 

さて今回はワンコの話題です。めっきり寒い日が続いていますが、普段は裸足派の僕でも、この時期は流石に靴下を履きますし、外出時には靴を履きます。(お散歩は例外)

 

しかし、ワンコは違います。飼い主さんによってはワンコ用の靴を履かせてあげたりしていますが、我が家のシェリーを含め基本的には裸足でお散歩が多数派だと思います。

 

しかし、何も気にしてなかったけど、よくよく考えたら凍傷にならないんだろうか?それとも、ワンコやっぱり寒いのだろうか? 

 

そこで、今回のテーマはワンコの肉球について!調べてみました。

ではいこう!

 

 

 

そもそも肉球の役割とは?

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ニャンコと比べると、少し硬めでザラザラのワンコの肉球。とっても可愛いですが、実は可愛いだけではなく大切な役割があります。

 

まずはワンコの肉球の役割について書いていきます。

 

1.足を守る役割

 

ワンコの少し硬めの肉球の正体は、角質層。さらにその奥にはぷにぷにの脂肪と弾力性のある繊維組織があります。

硬さと柔らかさを両立したこの肉球は、ダッシュやジャンプをした時に衝撃から足を守るクッションの役割を担っています。

 

また分厚い角質層のおかげで熱さや寒さを通しにくく、さらに肉球の裏側には、静脈と動脈が並走している為、寒さで静脈が冷えてもすぐ近くにある動脈の血流が増加して、血管を温められます。

 

このように、ワンコの肉球は衝撃や熱気・冷気から足を守る役割を持っています。

 

 

2.ブレーキの役割

肉球の表面のザラザラ部分。ここは、自動車で言うタイヤと同じで、地面とのグリップ力を高めています。

さらにワンコは肉球に汗腺を持っているので、肉球から汗を出すことで滑り止め効果を高めています。

 

この2つの相乗効果により、肉球は猛ダッシュしているワンコが急ブレーキする時や、急カーブの際に素早くスピードを落とす為のブレーキの役割を果たしています。

 

 

3.体温調節器官の役割

ブレーキの役割の項目でも説明しましたが、肉球には汗腺があり、ワンコはそこから汗をかく事ができます。

この汗は滑り止めの役割以外にも、人間と同じく体温調節する役割も持っています。

 

具体的には、ワンコは暑い時、ハァハァと舌を出しながら体温を調節します(パンティング)が、この時舌を出すと同時に、鼻と肉球からも汗を出し、熱を放出して体温を調節しています。

 

このように、肉球はワンコの体温を調節する為の大事な役割を担っているのです。

 

4.感覚器官の役割

肉球には血管や汗腺以外にも神経が集中しています。

その為、触覚や痛覚をしっかり感じ取れますし、温度も感じ取れます(熱や冷気を通しにくいだけであって感じないわけではない)。

 

分厚い角質層があるとはいえ、肉球からもしっかりと地面の情報を読み取る事ができるので、ワンコにとっては肉球も大切な感覚器官の一つとなります。

 

 

ふむふむ…こうしてみるとワンコの肉球には色々な役割があるんですね。

 

っていうかクッション性と断熱・防寒性を持ち合わせたこの肉球なら、真冬の凍傷や真夏のアスファルトによる火傷も心配しなくていいのかな?なんなら最強じゃない??

 

…と、思ってましたが、どうやらそんな肉球にもトラブルはあるようです。次項では肉球にまつわるトラブルを解説していきます。

 

 

 

凍傷にはならない?肉球のトラブルとは

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軽く調べてみて、ワンコの肉球は最強!と思っていた僕でしたが、どうやらそうは問屋が卸さないようで…

 

ここでは肉球に関するよくあるトラブルをまとめてみました。

1.ケガ

最もよく起こるであろうトラブルが、肉球の怪我です。

 

分厚い角質層のおかげで多少の摩擦や硬い路面は大丈夫なワンコ。

 

しかし、例えばガラスの破片など鋭く尖ったものを踏んでしまったり、またトップスピードでダッシュからの急ブレーキしたりなどで、肉球を痛めてしまうことがあります。

 

もし肉球から出血が見られた際には、きれいな水で患部を流して清潔にし、雑菌が入らないようガーゼ等を当てて獣医さんで診察してもらいましょう。

 

2.やけど

熱を通しにくいとはいえ、肉球も体の一部。めちゃくちゃ熱い鉄板のようなアスファルトの上や砂浜、もしくは人工芝などとの摩擦熱により、火傷をすることもあります。

 

肉球が黒いワンコの場合は分かりにくい所もありますが、基本的には肉球が変色して腫れていたり、歩く時に痛そうにしたり嫌がったりなどの仕草で気づく事ができます。

 

対処としては、人間と同じく保冷剤をタオルに包んで冷やしてあげたり、水で冷やすといった方法になります。

 

軽いやけどの場合は上記の方法で対処できますが、歩けないほどひどかったり水ぶくれができているなどの場合には、冷やしながら急いで動物病院へ向かいましょう。

 

3.乾燥によるひび割れ

基本的には汗をかく事で保湿している肉球ですが、季節や環境によっては間に合わなくて乾燥しきってしまう事もあります。

 

その場合、人間の肌と同じく乾燥によるひび割れや、あかぎれなどを起こしてしまう事もありますし、その状態で固いものを踏んでしまうと怪我にも繋がります。

 

対策としては肉球用のクリームを塗ってあげる事などのケアが必要になります。

 

 

4.しもやけ

火傷の反対で、もちろん寒すぎると霜焼けの恐れがあります。

 

肉球内側の血管のおかげで、凍傷までいくケースは稀だそうですが、それでも雪の降りしきる中での長時間のお散歩などにより、しもやけが起こることは十分あります。

 

お散歩中に常に歩いていれば、血流も良くなるのでそんなに心配はありませんが、ワンコはお散歩中に何度も立ち止まるもの。

 

帰ってきたら、肉球マッサージをしてあげて血行を回復させたり、肉球クリームでケアしましょう。

 

もし、しもやけなどができてしまった場合はまずタオルなどで温めること。

 

それでも肉球が冷たいままの場合は、やはり獣医さんの元へ急ぎましょう。

 

 

…と、あくまで代表的なものだけでも、これだけありました。硬さと柔らかさを併せ持つワンコの肉球といえども、意外とデリケートなのです。

 

 

まとめ

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今回は、ワンコの肉球について調べてみました。

 

基本的には熱さにも寒さにも、衝撃にも強いワンコの肉球なので、真冬でもお散歩だけなら凍傷やしもやけ等を特に気にする必要はなさそうです。

 

しかし、氷点下で長時間外にいなければいけない時や、真夏の昼間に外出する時、灼熱の砂浜で遊ぶ時などは注意が必要ですね。

 

またお散歩だけであっても、ガラスの破片や陶器のカケラなど、尖ったものを踏んだりしないように気をつけてあげようと思います。(特にこの時期は肉球も乾燥しやすいしね!)

 

丈夫さとデリケートさを合わせ持つワンコの肉球。これからもますますシェリーと、その肉球を気にかけていきたいと思います。

 

…秘密という割には内容薄かったかな。まぁいいや。

 

 

ではまた!!

今回の参考サイト:

獣医師監修|犬の肉球 構造・役割・病気・ケガ・ケアなどについて解説|いぬのきもちWEB MAGAZINE

素朴な疑問……犬の「肉球」ってなんなの? なにからできてる!? |いぬのきもちWEB MAGAZINE

犬の肉球|重要な役割と病気やケガ、ケア方法をご紹介|アクサダイレクト

犬の肉球|役割や仕組みについて解説 | わんちゃんホンポ

【獣医師監修】犬の肉球、こんな時は要注意? 肉球の役割や、ケア方法について | PECO(ペコ)

【獣医師監修】犬の肉球の役割って?ケアの方法もご紹介 - 犬との暮らし大百科

 

 

 

 

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