シェリーの朝晩のお散歩が日課の僕。
シェリーとのお散歩は好きですが、憂鬱な事もあります。
特に雨の日よりも、雨の翌日、雨上がりのお散歩は少し憂鬱。
それは、シェリーのある行動が理由。
今回は、僕を憂鬱にさせるシェリーの行動と、その理由について書いて行きます。
シェリーの奇妙な行動
雨上がりは路上に大量のミミズが現れます。
そしてシェリーはミミズの死骸を見つけると、クンクンがはじまり…
プレス‼︎
そしてすりすり!
顔も必死の形相です。
そして満足すると、何事もなかったかのように歩き出します。
我が家では、これを「シェリーの儀式」と呼んでいます。
なんなんだこの儀式…
このミミズプレス、シェリーだけかと思いきや調べてみると、同じような行動を取るワンコが多いみたい。中には、食べちゃったりする子もいるようです。
なぜワンコって、ミミズを見ると体を擦り付けたり、食べようとしたりするのでしょうか?何か意味があるのでしょうか?
疑問に思ったので、調べてみました。
犬がミミズにボディプレスをかます理由
なぜワンコはミミズにそんなに執着するのか?僕が調べた中では、ほとんどのサイトが下記の2つの理由を挙げていました。
・自分のニオイを隠すため
・単純にミミズのニオイが好き
うーん…分かったような分からんような。具体的な理由が気になったので、もう少し詳しく調べてみました。
①自分のニオイを隠すため
犬はもともと、野生の生き物。その中で、獲物に自分の存在を気付かれない為にはどうするか。それは自分のニオイを消すことです。足音や気配は近づくまで分かりませんが、犬の嗅覚ならば何百メートル先のニオイも嗅ぎ分けられるといいます。
自分のニオイを消すため、よりニオイの強いものに体をこすりつけていると考えられます。
人間には分かりませんが、犬自身が嗅覚が発達した生き物ですから、余計にニオイを消したり、紛らわせたりすることには敏感だったのかもしれません。
ではなぜミミズなのか。
それは、ミミズが普段は土の中におり、腐葉土などの腐敗した有機物を主に食べているため、いうなれば大地の香りが詰め込まれたような存在。
そしてその死骸であれば、ミミズの死骸自体の腐敗も始まり、よりニオイが強くなるために、犬にとっては格好のカモフラージュ素材となりえるのです。
②単純にミミズのニオイが好き
この部分に関しては調べた限りでも、なぜ好きなのかがよくわかりませんでした。「犬には香水のように感じる」とか、「猫にとってのまたたびに近い」とか書かれてましたが、いまいちピンときません。
確かにすりすりしているときのシェリーは、エクスタシー感じてそうな顔をしていますが…腑に落ちない。
しかし、一つだけ納得できる説がありました。
それが、「犬の原始的な食生活が関係している」という説。
今でこそ人間と暮らし、飼育されるようになるまで、犬は野生で生活していました。
その中で、常に獲物にありつけるとは限らない為、一度狩った獲物の一部を穴を掘って隠しておき、必要になったら取り出して食べていた。つまり、腐りかけていたり、もう腐敗してしまっているものでも、タンパク質であれば犬的にはごちそうのニオイの一種である、という説。
個人的はこれで納得できました。なるほどねー。
ミミズプレスによるデメリット
理由は分かってきましたが、個人的に気なることは、何かデメリットはないのか、ということ。
調べてみたところ、プレスだけなら飼い主の不快感以外特にはデメリットはないようです。
また、食べてしまった場合でも、さきほどの理由②で記載した通り、犬はもともと腐肉や死肉を食べており、胃腸が強いので大丈夫だそうです。
ただし、清潔な環境で暮らし、新しい(痛んでいない)ごはんに慣れている今どきのワンコはお腹を壊したり吐いたりする可能性はゼロではないそうです。
また、ごくまれに寄生虫に感染する危険性があるようです。
雑誌で有名な「いぬのきもち」のwebマガジンでも、担当の獣医師さんが答えていたので、載せておきます。
【犬の気持ちQ&A 獣医師】
https://dog.benesse.ne.jp/qa/content/?id=32044
まとめ
今回調べたことで、ワンコがミミズ好きな理由が分かりました。デメリットや危険性は低いようなので、まぁボディプレスぐらいでシェリーが幸せな気持ちになるなら、無理してやめさせることもないかな、と個人的に思いました。
これからも、気になって調べたことはこうやって記録に残していこうと思います。
それにしても、シェリーが僕に飛びついて来たり体をすりつけてくれるのは、もしかして…
ではまた‼︎
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